インド洋派遣自衛艦内郵便局

SHIP COVER

スタンプショーin下松2024出品作品

自衛艦は日本領土の延長として当然日本の郵便局が開局。外国領海内でも運用できます。2001年から2010年までテロ対策特別措置法によりインド洋派遣自衛艦内郵便局は開局しました。

12リーフの小作品。所属会員の高齢化により、今年は規模縮小とのこと、何をテーマとしようかと迷っていたらYahoo auctionこの艦内郵便局カバー多数出品された。しかし人気なく昔の価格は忘れたのか、低価格で入札者も少なく落札された。当時張り切って郵頼したことを思い出し自分のカバーも取り出し整理リーフ作成した。

トップリーフ

大切なトップリーフ。あれこれ長考の末、10円切手10枚貼り護衛艦さみだれseapost見つけ護衛艦くらま乗船記念印付きカバーと共に飾りました。12リーフなので展示の概要はさらっと記載のみです。

データー取得

データーはネットで取得済。アルバムに張り付けていたので、容易にデーターチェク出来ました。

小型シートカバー水はがし

淡々とカバー並べるのも退屈なので2リーフ目は小型シート水はがし、ちょっと難しいところ見せる。当時収集していたらうーんと思うだろう。ふるさと切手が流行した時代を思い出す。小型シート入手どのような消印で消すかあれこれトライしたことを思い出す。これは自作でなく他の賢者が作成された品です。

ドイツからも郵頼

上のカバーは自作。無事受取ホッとした思い出がある。下のカバーはドイツ宛て外国人も郵頼していると思い入手した。護衛艦より補給艦のカバーに入手容易だった。

失敗例

郵便依頼したほとんどが失敗返送されませんでした。これはペルシャ湾内ドゥバイ局留めで補給艦ときわ宛て送付したものが、ペルシャ湾外の同じUAEのフジャイラ局より私書箱廃止との理由で返送されてきたものです。

ペルシャ湾内のパックボーカバー (sam22blog.com)

2003.7.10投函封筒と2004.4.23.付け横須賀郵便局郵便課長よりの手紙が同封されていました。郵便料金不足で処理ができず船内局廃止後事務を引き継いだ横須賀局から返送された事が記載されていました。依頼した封筒は消印なしのでしたが送付用封筒と手紙が9月余りの長い旅の証明になりました。これもコレクションの1品として展示しました。

補給艦とわだ 乗船記念印あり

補給艦とわだのカバー2通です。上は私が作成し消印が読めるのみのカバー、下はもっと熱心なコレクター作成カバー。どこが違うかと比べてみれば乗船記念印が押されている事です。これは実際に艦内に乗船して押されたか、後日日本に帰国後、乗艦して押されたカバーと思われます。手数がかかっている分貴重と思えます。とわだ船内郵便局印も貴重です。1通1通無丁寧にこのようなカバー作成しなくてはと思います。

PAQUEBOT印は艦内で押された思われるが、これは前日の軍艦が領海内に入っても国権行使可能なことから必要ないと思われます。

業者作成カバー

株式会社鳴海がドゥバイとシンガポールで直接訪艦してカバー作成1万円前後で販売したことから、他の業者も参加販売合戦が開始された。どのくらい売れたが不明だが、当時熱中していたので多数購入した。落ち着いて見るとなかなかリーフにするカバー見つからず。縦長の封筒なのでリーフへの収まりも悪い。2通並べて航空便ドゥバイからとシンガポールからが料金で判明する。また右側カバー付箋が面白い。船内郵便局での記念消印はできないが、誤って消印したのでそのまま送付すると何ともグレーな言い訳である。多分業者からの大量郵便依頼受取消印後、送付不可となり日本に持ち帰り船内局閉鎖後呉局に引き渡されたと思われる。また補給艦とわだで2種類のPAQUEBOT印使用したのが分かる。

差出地不明のため料金不明。国際はがき使用 GOOD IDEA

郵便依頼するのに困るのは日本までの航空便の料金です。この2通は国際はがき使用、世界どこでも均一料金70円で送付可能をうまく利用した例である。

また2通ともナイス乗艦記念印が押されています。自衛艦ファンなら事前に一般公開日を調べ消印取得も可能と思いますが、まあこれはseapost印取得後乗艦記念印を押したと思います。それでもナイスワークです。

乗船記念印か゛綺麗

国際はがきが続いて退屈リーフですが、やはり乗船記念印、赤印は花があり、お気に入りです。軍艦印収集家のみなさん頑張りました の記念カバー群です。

まつたく作り物カバー 嫌いな人もいる

ギンギンに作り物カバーです。この時代流行した画像入り入り切手にナイスseapost消印。乗船記念印付き。きりさめ船内郵便局印、PAQUEBOT印となんとも豪華なカバーです。作り物カバーは嫌いだという人もいますが、くやしかったらこれ以上のカバー作成して発表してくれと言いたい。

普通はがきの航空便

ラストは普通はがき航空便です。軍艦印収集家のみなさん頑張りました。手持ちの業者大量生産カバーと個人作成のカバーの違いを比較して楽しんでください。