Japex 2023 作品 完成

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1日集中、Japex 2023 作品完成した。大急ぎで画像アップした。

詳細な説明は10月作品提出まで、再考その後アップ予定。

Japex2023 銀賞得点 68点

自分本位にリーフ展開、審査員の評価を読むと、残念部分多く反省を含めてJapex2024再挑戦です。

タイトルページ作成再考

タイトルページ失敗でした。初期のパナマ運河地帯の郵便。ついつい英文追加CANAL ZONE (1855-1919)追加記入しました。これが失敗1フレームとしては期間が長すぎてすけすけに見えたようです。

タイトルページは展示の目的(Purpose)範囲(Scope)構成 注目のマテリアル 参考文献 オリジナルの研究記載。

他の部分は必要なし。得点最大30点 20点は残念です。何枚も作成して検証する必要があります。

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前史 1855年1月28日 パナマ運河鉄道開通 パナマからコロンまで8日程度の輸送時間が4時間程度に短縮

このカバー入手、前史からスタート考える。表面は単なるスタンプレスカバーです。STEAM SHIP 20C ニューヨーク後払い印。しかし裏面パナマ投函日1855年3月13日 ニューヨーク到着3月24日 返信4月5日の記載あり。この部分が貴重だと思う。

記載するか迷い未記載だがクリストバルから米国船の船スケジュール確認するとUSMSC GEORGE LAWに積み込まれ3月16日出港3月24日ニューヨーク到着。手紙も3月24日配達されています。シスコからの接続船は3月1日出港PMSS GOLLDEN GATEでパナマ到着は3月16日です。

1849年カリフォルニアでゴールドラッシュが起こりサンフランシスコ パナマ コロン(アスペンウォール)ニューヨークのルートは重要性が増した。特にパナマ地峡を通過に小舟徒歩ロバ等で輸送に8日程度かかったのが鉄道の開通により4時間程度に短縮されて利便が増した。米国船で太平洋大西洋の船のスケジュールを調整してパナマで接続するようにした。月初めシスコ発中旬パナマ月末ニューヨークと言うスケジュールが確定した。

スタンプレスレターの内容が英文タイプ入手、本文コピーとタイプ文、欲張りすぎる展示でちょつと混乱です。

次回の展示ではシスコからの米国船鉄道経由接続を明確にしたいと思います。

panama railway

パナマはコロンビア領でした

コロンビアのカリからパナマ経由印付きはがき。到着までまで21日陸上輸送に苦労したようです。その後米国船にてコロン経由船便26日ロンドン中継印。

米国経由8日船にてロンドンまで13日ほぼ計算通りの到着です。下のはがき独国までも24日予定通り通り到着です。

cali

コロンビア領パナマよりの仏船内印パナマ郵函印。パナマから横断鉄道でコロンまで。コロンから直接仏国港到着後独国へ。下のはがきはパナマ郵函投函後コロンより米国経由英国ロンドン中継印。ドイツに配達です。この頃の郵便は郵便局持ち込みが一般的で、郵便ポストに投函された手紙は表示印を押して料金等を確認したようです。

french seapost

暫定パナマ運河切手

パナマがコロンビアから独立。1903年米国がパナマ国より租借。1904年5月17日米国陸軍行政官到着。内政開始。

郵便局は6月24日開局。米国からの切手の到着も間に合わなかった。当座パナマ切手にゴム印加刷暫定切手が発行された。人口も少なく利用者も少なく発行数も少ない。開局までパナマ鉄道のパナマからコロン間の各駅で郵便引き受け切手は貼らずサインのみで料金後払い受け取った。米国船会社コロンビア時代から年間使用契約を結んでいた。

最初の切手貼カバーは多数あり、入手に迷いましたが発売5日目ANCONからCRISTOBAL 宛て。英国フラティリック協会鑑定書付きのカバー入手しました。US PUBLIC HEALTHの紫ゴム印も気に入っています。

単片切手収集をしなかったのは、すでに米国では切手収集家多数。キャナルゾーン初期切手収集家も多数でした。そのためゴム印偽物多数、なかなかコレクションの構築は難関です。

カバー収集となると書留便必要となるが、価格も高く入手不可。サラリと通過する。

1904fd

1902年大統領シリーズ加刷到着

暫定切手24日使用後、米国から大統領シリーズに加刷切手到着。前の加刷切手使用禁止。

このカバーも中々良いものがない。消印裏面不鮮明、切手上下逆の状態の良くないが我慢で展示。

1904us president

第三期地図切手加刷

初期の切手貼カバー展示となると中々方向性が定まらずこのあたりから迷いで展示の表題方向性がズレてきた。

ニューヨークまでの郵送経路日数の推定

1905年加刷切手貼UPUはがき消印からニュヨークまでの逓送時間計算してみた。1900年台に入ると船の故障以外は確実に郵便到着時間は計算できるようになった。このはがきは6日で到着だが通常8日輸送期間となっている。

to ny

第四期追加発行

1c 2c切手不足追加発行されている。まだ人口はそれほど増加していないが、コレクター増加のためか?

キャナルゾーン切手扱う切手業者が買い占めたか、絵はがき多数発行米国に送付に使用されたか?

第三期四期

1906年追加発行切手

米国宛て絵はがきに使用された追加加刷切手。

Ancon sta. A消印。バルボア港とパナマ町の中間にあったアンコン駅は旧仏国運河建設本部の建物にあった。

第五期ハミルトン版

米国ハミルトン社にて印刷。1c バルボア切手CZ加刷。キャナルゾーン差出パナマ国コロン中継印パナマ国内宛て

米国宛てはがきと同料金。キャナルゾーンが米国の租借地のため米国国内と同じ料金。

MAM残念ミススペルHAM。今気が付いたので遅い。英文表示を日本語に全て翻訳するか、一部英文のままか、また全て英語表記にするかリーフ作成時迷う。情報入手が英文なのでそのままなら容易に作成だが、一部英文方式は書き込みに結構苦労する。英文と郵趣に知識があればすべて日本語表記可能だが。

第五期ハミルトン版

C.Z. PARAISO消印は珍しい。PEDRO MIGELもまあ珍しい。ペドロミゲルロック建設のため労働者の宿舎増えたか?

はがき2Cは記念消印。

第六期米国船内印

絵はがき記念消印かと? 裏面見るとうっすらと米国船内印が見える。RPO印からSEAPOST切り替えまで後27日。

宛先ルーマニアは珍しい。しかし文面から郵趣家便である。現行切手または古い切手送付すると書いてある。

tpo

第六期 アメリカンバンクノート版 船員投函はがき

文面から船員投函のはがきと判明する。まだパナマ運河は開通していないので、大西洋側港クリストバル港投函。

郵便増加か機械印が使用されている。

ancon sta a

第六期 米国船内印

1914年パナマ運河開通。1915年米国船内印US.SEAPOST UNITED FRUIT COMPANY STEAMSHIP公式封筒

米国LUNDパックボーによると紫色の小型PAQUEBOT印はニューヨーク港。

us seapost

第六期 第一次世界大戦検閲印

第一次世界大戦終了 検閲印付き。クリストバル発送パックボー扱い米国宛て。もう一通は日本人船員投函バルボア港投函はがき。1919年日本人投函はがきは珍しい。

加刷に集中いつの間にか表題が逆となる。失敗である。郵便史が横道にずれてしまった。このあたりが郵便知識と研究部門 最大30点得点24点の原因と思える。

リーフ作成後一度他人に公開して評価を受けることを痛切する。今回は出品前のコンサルタントも受けなかった。