- JAPEX2022初出品
- 出品前コンサルタントを受けた
- 結果は 銀銅賞 63点でした。
- 2リーフ目 日本宛て航空書簡 1966年6月 文革の開始
- 文革の原因 貧困 新聞紙にて封筒作成 1966年7月
- 梱包紙により封筒作成。1966年7月
- 紅衛兵による最高指示書 1967年12月
- 切手発行数減少 1964年文革前の普通切手使用 1967年
- 1967年1月 英国宛て航空便52分
- 人民解放軍 1968年9月
- 文革切手編号なし記念切手 1969年4月
- 毛沢東思想を讃える記念切手 1969年6月
- 毛沢東は赤い太陽記念切手 1969年7月
- 汚い普通切手の封筒 1970年4月
- 人民解放軍差し仕出し 林彪の題字 1968年8月
- 文革末期 8分革命記念普通切手 1972年5月
- 文革末期外国便再開 1972年5月
- 外国便 香港宛て 窓口は広州 1975年1月
- METAの世界にも展示
- 反省点 レベルアップのため改善点
JAPEX2022初出品
Japex2022初出品です。長年切手収集、不用品の整理、コンパクトなコレクション目指して机の周辺かたずけ。結果カバー中心に文化大革命(1966-1976)出品しました。
出品前コンサルタントを受けた
応募の手引のみではここ一つ作品作成に不安なので、以前仮貼的に作成したリーフ提出した。
競争展出品基本が理解できていないので、JPS発行 切手コレクションリーフ制作ハンドブックを読みJapex等の全国規模の切手展見学を勧められた。あれこれ検討の結果TOPリーフ変更。書き込みもすべて変更した。その後スタンプショウ広島も見学した。
結果は 銀銅賞 63点でした。
春のスタンプショウのつもりで気軽に応募した。その後Japexルールブック読むとこれは競争展、詳細な競争ルール有る事を初めて知った。よく読むと50点以下だと会場に展示しないとのこと。
これはいかんと、50点確保を目指す。
主題の選定、構成と展開 30点
郵趣知識と研究 35点
状態と稀少性 30点
展示技術 5点
書き込み変更、しかし新たなマテリアル入手不可。時間不足で出品中止かとも考えたがギリギリ提出した。結果は何とか63点ほっとした。20-20-20-3くらいかと予想していたら19-20-21-3とほぼ予想通りだった。
2リーフ目 日本宛て航空書簡 1966年6月 文革の開始
文面に現在中国では文化大革命が非常な勢いですすめられ とあり北京言語学院への留学生からの手紙を展示した。時代背景から文革の開始時期と一致。1966年2月発行の子供のスポーツあたりの切手が使用されていれば素晴らしいが、残念何通かあったカバーはすべて古い売れ残り切手貼。
文革の原因 貧困 新聞紙にて封筒作成 1966年7月
1968年3月文革中訪れた上海を思い出される新聞紙で作成の封筒。青い人民服、暗い街、あじ演説の音楽のむなしく響く岸壁で24時間夜昼なく働く人民を思い出す。
裏打ちしないとボロボロの新聞紙。意味不明だが金日成の漢字が読める。上海日付印がしっかり読めるのがお気に入り。
梱包紙により封筒作成。1966年7月
貧しき日常。日本も昭和30年代このような封筒があった。
切手展では汚い封筒はダメ。茶色の封筒も白封筒に差し替え必要とのこと。
しかしこの場合はしかたなし。破損した個所から偶然、裏側が見えて梱包紙と判明。このリーフ作成した。
紅衛兵による最高指示書 1967年12月
小さく折りたたんだ国内便消印読めるので入手。開いてみると紅衛兵による最高指示書だった。
文革初期は紅衛兵がすべてを動かしていた。汚い印刷物だが、歴史の一端でもある。
切手発行数減少 1964年文革前の普通切手使用 1967年
カタログには1967年プロパガンダ的文革切手記載されているが、一般には古い普通切手使用していた。記念切手は配布されるが、在庫なくなれば物資不足から次に配布されるまで空の状態。
1967年10月より切手の国外輸出停止。窓口で切手を買うというより、手紙を見せて切手を貼り投函。また記念切手を指定して購入の自由はなかった。
切手収集禁止となり、コレクション焼却等迫害も強く。何の価値もない普通便50年余りよく残っていたと思う。まあ消印も読めるし汚れも少なく非凡なカバーである。
1967年1月 英国宛て航空便52分
e-bayで英国より購入。広東から英国マンチェスター中国人宛て。52分航空便適正料金。
8分赤の人民公会堂普通切手6枚張りお気に入り。消印もまずまず。
外国便も減少だが、郵便外国便の窓口の広州がまだ残っていた。
52分記念切手発行はこの時期
1966.2.子供のスポーツ卓球。
1965.7.革命井岡山。
1964.8.ボタンシリーズ
と1年1回の発行で少ない。英国宛て1枚張りカバー入手したい。
人民解放軍 1968年9月
紅衛兵運動終焉。人民解放軍の力で治安維持。
毛沢東語録印刷封筒
文革切手編号なし記念切手 1969年4月
やっと文革プロパガンダ毛沢東切手カバーである。
裏面切手貼り残念である。消印もちょつと不安。二重押し、切手部分の消印と封筒の境がちょつと不鮮明。表に切手貼部分指定あるのになぜ裏面に? 偽物作成の得意の中国人最近入手なので疑問も湧く。
毛沢東思想を讃える記念切手 1969年6月
これは汚い封筒だが黒龍江省消印、天津到着印不自然でなくよいカバーと思える。
毛沢東は赤い太陽記念切手 1969年7月
これもどうかなー?
不自然に封筒が破損。裏面にちょうど切手が残っている。また消印一部のみかかり不安定。
汚い普通切手の封筒 1970年4月
汚れて破れて汚いカバーだか、
人民解放軍差し仕出し 林彪の題字 1968年8月
文革末期には紅衛兵に代わり人民解放軍の力増す。
林彪失脚後この切手はカタログから消えていたが最近はまた復活。
文革末期 8分革命記念普通切手 1972年5月
1972年毛沢東万寿封筒。1976年毛沢東死去。老齢な毛沢東万寿封筒多数発行された。
文革末期外国便再開 1972年5月
外国便再開で郵便も少しずつ正常化。カナダには中国人多数移民している。
外国便 香港宛て 窓口は広州 1975年1月
外国便正常化
METAの世界にも展示
メタの世界にも展示した。表示にはソフトSpatial.ioが必要。
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反省点 レベルアップのため改善点
リーフ制作ハンドブック再読反省点
1.審査員は作品の主題について出品者と同等の知識はない。リーフ上に知識を分かりやすく簡潔に記載する。見る人の立場に立って自分の知識を丁寧に説明する必要がある。私は逆にマテリアルのみで書き込みは抑えた方が良いと思っていた。切手展でその分野の専門家でなくてもTOPリーフを見れば展示の内容が判明楽しめる。私はJapex2022ではこの事を思い出し各作品途中からしばじばTOPページに戻り未知の分野の作品も楽しめた。
2.裏面コピーは縮小率70パーセント統一していたが、(裏面コピー)と書き込みが必要。最近はコピー精度の上昇で本物が目立たない。
3.全リーフ統一の必要はない。自分の考えと真逆であった。トップの文化大革命(1966-1976)も1ページのみで後は章の部分 紅衛兵による文革の開始等をトップに表示する。リーフ配列の単調化を避けるため1枚のカバー左右に書き込みを入れる。
4.ルート 料金 消印 常に示す。文章でなく簡単に矢印で地名を結ぶ等の表示。料金国内便8分 消印の種類の表示。
難解な部分もあるがリーフ作成後再読すると参考になる箇所は多い。