古い封筒ゴミと思い廃棄しようと、よく見ると懐かしいスエズの友人からの封筒だった。
スエズ運河で投函された自作のパックボー便にport-saidのpaquebot印が押され同封され転送された封筒でした。読みにくい消印ですがなんとか1989年12月2日と読めます。。手紙には次回からポストに投函せず直接この住所に送付すればパックボーにて処理する等の文面を思い出しました。
スエズ運河は1983年欧州航路で最初に通過、その後2008年まで合計30回通過。
カイロに観光に行ったのは最初と最後の通過2回のみです。
自作成功例は少ない。この外国郵便課長のおかげでRE-MAILまたは通過時送付してうまくこの住所届いたもののみ成功の様です。
アジアから欧州に向かう場合、通常スエズ沖で1泊朝一番に船団を組んで通過します。通過手続きはVHF通信経由終了。上陸もビザが必要なので午前到着翌日まで待機、観光等に行く場合以外はなしです。手紙の投函は不可です。うまくポートサイド局に送れれば消印は可能です。
欧州からアジアに向かう場合も同様。ポートサイド沖で待機。翌日早朝通過。上陸手紙投函の機会はほとんどありません。手紙を託すのはスエズ運河PILOTです。しかしスエズのパックボー印入手はなかなか困難です。
客船では古来、通過時トランジットビザ取得カイロ観光に出かけるので代理店乗船書類手続きするので
うまくこのポートサイド局に送付。パックボー便の取扱いも多数です。
日本の切手業者鳴海スタンプがPort-said局を訪れた時の記事です。中央の人物が友人のMohamed Abdel Kafi氏の様です。郵頼したら親切に返信があったと思いますが、まあエジプトまでよく行ったなあ、と思います。
下のカバーオークションで入手その時作成のカバー?(1992年1月)と思われます。
自作のカバー1993年自動車運搬専用船 Kentucky Highwayより投函したカバー。