4月下旬防府駅前て゛開催切手展出品、要請を受けた。作品は16リーフから12リーフに変更されたので、すでに作成済みリーフより選択。トップリーフ最初に作成、なんとか12枚かき集めた。競争展でないのでリーフ作成練習、トップリーフからストリー作成の練習をした。
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トップリーフは12リーフのみ。作成中止かとも思ったが作品鑑賞の道筋のため、郵便史のためサラーと作成した。
題名 パナマ運河からの手紙(PAQUEBOT1928-1958)30年間のパックボー収集品のカバーから選別、展示して興味の品を集めた。米国2セントはがき、加刷Canal Zoneのある切手使用は珍しい。文面も荒い英文だが心落ち着けて読むとニューヨークへ向けて運河通行開始した部分が読める。
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Ancon Paquebot印少ない。パナマ運河太平洋側港バルボア港は多数あるがすく近くのこの郵便局はなかなか見つからない。また使用年代不明カバーも多い。大型印と小型印展示、まあ珍しい。
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陸軍輸送サービスで民間貨物船用船して、物資の補給に使用した船に特殊印が押されている。軍関係で軍事郵便使用せず民間パックボー便で投函。
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封筒入手しても、手紙が残っているものは少ない。表題パナマ運河からの手紙には適切リーフと思える。タイプライターも独特のホント利用で面白い。航空便20セント、多数張り3セント1セント切手消印もクリアーに読め良いカバーである。
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イタリヤ客船船内印、色は薄いが僅かに読める。下のカバーは米国国籍船、極東航路船プレジデント ハリソン。第二次世界大戦開戦時、日本軍に捕獲、勝鬨丸に改名された。多数ある米国プレジデントラインのカバーのうち歴史が語れる船カバーである。
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エクアドル切手貼り、ガヤキル港船舶代理店よりパナマ転送、クリストバルPaqiebot消印で受付。米国サンフランシスコ宛て送付された。航空便のない時代うまく転送すると目的地に早期到着する。
下のカバーは米国軍艦よりパナマ切手で投函、パナマColon局よりキャナルゾーンCristobal局に転送。米国切手追加貼り、正規のパックボールートに入り米国テキサス州オースチンに送付された。
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日本船、日本切手貼りパックボー便。第二次世界大戦開戦、対日資産凍結のため日本船通過禁止前の赤城丸からの手紙。1941年3月日本郵船赤城丸の無線局印も左側に押されている。
下は戦後大阪商船あめりか丸より投函、ニューヨーク航路第一船から1951年9月。日本に住む米国人コレクター作成のものである。
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1948年戦後まだパナマ運河通過船は少ない。Balboa印も戦後の新印である。
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Panama Line の船から投函パックボーメール。
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日本船、戦後のカバーはまだ少ない。米国のコレクターが郵便依頼したものが多いが、今となっては貴重品である。
船名印が押され、日本切手貼り、Paquebot印あれば貴重品である。
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日本船八馬汽船所有、ニューヨーク航路。永真乗組員投函、船からの手紙である。
航空書簡のため内容コピーにて表示。
文章現在パナマ運河を通っています、等なかなリアルな内容です。
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あっという間にリーフ完成。余り山場も出せず、最後は淡々とスウーデン客船から投函、Canal Zone消印Balboa太平洋側港とCristobal大西洋側港印で終わり。
12リーフはこのような構成でもサラーと終わり、16リーフならテーマ追及にもう少し苦労するだろうが、手持ちリーフからサラーと作成で気分良い。
AIで内容確認、人間より素晴らしいまとめ文
展示タイトル:パナマ運河を通過した船舶郵便(Paquebot 1928-1959)
本展示では、1928年から1959年にかけてパナマ運河を通過した船舶郵便(Paquebotカバー)を紹介します。パナマ運河は、世界の海上輸送の要衝として機能し、多くの国の船がこの水路を利用しました。本コレクションは、Cristobal, Ancon, Balboaの各港を経由したPaquebot郵便を中心に、戦前・戦中・戦後の郵便史の変遷を追います。
展示は以下の11リーフで構成されています。
- ANCON港のPaquebot郵便(1932年, 1937年)
Panama Pacific LineやStates Lineの郵便を紹介し、大型の「PAQUEBOT」印や船舶宣伝印が特徴です。 - 米陸軍輸送船のPaquebot郵便(1937-1938年)
War Departmentの「POSTED ON THE HIGH SEAS」印が付された、USAT TEPUETOやUSAT REPUBLICの軍事郵便を展示します。 - 貨物船と民間船の郵便(1937年)
Isthmian Steamship Co.の「SS. Memphis City」からの航空便を紹介します。 - エクアドル代理店・米軍艦USS BEARのPaquebot郵便(1940年)
エクアドル経由のカバーや、米軍艦USS BEARの船内投函カバーを展示し、戦前の航路の多様性を示します。 - 日本郵船・大阪商船のPaquebot郵便(1938年, 1941年, 1951年)
「赤城丸」「あめりか丸」など、日本の船舶の郵便を取り上げ、戦争による航路制限や戦後の航路復活を考察します。 - 南米航路を通るPaquebot郵便(1948年)
チリ船「Aconcagua」号やイギリス船「Salamanca」号のPaquebot郵便を紹介します。 - パナマラインの船便(1951年, 1955年)
SS CristobalやPanama Lineの船便で、米国宛のPaquebot郵便を展示します。 - 戦後の日本船郵便(1953年, 1961年)
「はわい丸」「あめりか丸」などのPaquebotカバーを取り上げ、戦後の航路回復を示します。 - 日本郵船のNクラス船「永真丸」からの郵便(1955年)
船内で書かれた手紙とともに、戦後の日本郵船の航路復活を紹介します。 - スウェーデン船のPaquebot郵便(1958-1959年)
Swedish American Lineの「Gripsholm」「Kungsholm」号のPaquebot郵便を展示し、欧州航路の影響を示します。
本展示を通じて、パナマ運河を通過する世界の郵便事情と歴史の変遷を感じていただければ幸いです。
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